アプリケーションを起動するlaunchメソッドの第二引数に数字や文字列、配列やオブジェクトなどを指定することでアプリケーションに引数を引き渡して起動することができます。ちなみに、JavaScriptにおける「関数」はオブジェクトのひとつなので、関数をアプリケーションの引数として渡すことも可能です。
アプリケーション側からはSystem.args[(プロセスID)]で引数を取得することができます。
例:アラートの内容を引数に起動する方法
launch(“alert”, [“タイトル”, “内容”]);
また、引数には数字や配列を指定することもできますが、アプリケーションの開発者はkitシステムの仕様および拡張性を考慮して、引数をオブジェクトで渡すよう設計するべきです。オブジェクトが引数として渡される場合、アプリケーション側からSystem.args[pid].hogeのように引数オブジェクトの任意の値を取り出すことができます。